無職と離婚

 

 

無職と離婚について

仕事をしていかなければ生活をしていくことができませんが、不況の煽りを受けて働きたいという意志があっても思うように職が見当たらないという方は多くいらっしゃいます。

 

働く意志があるのにも関わらず仕事が見つからないという状態は辛いものなのですが、このような無職の夫が嫌になって離婚を切り出す妻はいらっしゃるでしょう。

 

確かに、無職ということは一切収入がなくなるので、妻が自分の仕事で収入がないという場合は、貯金を食いつぶす生活となってしまいます。

 

特に子供がいるという家庭は、子供の将来に関わる大きな問題となるので、離婚をしたいと考えるのは普通です。

 

状況にもよりけりですが、夫の無職による離婚は、できる場合とできない場合があります。

 

例えば、夫が会社をリストラされて無職となり、再就職のために何も努力をしていない状態であれば、家庭の危機に関わることですので、このような夫とは生活ができないということで離婚は可能です。

 

しかし、働き先を見つけるために努力をしており、アルバイトをしてでも生計を立てているというような状態であれば、離婚は法律では認められないでしょう。

 

夫婦には、お互いに助け合って暮らすという夫婦協力義務があるのですが、夫はそのために努力をしているのにも関わらず、妻が一方的に離婚をしたいと申し立てることはおかしいのです。

 

このような場合、妻もパートなどで生活を助ける義務があるというわけです。非常に難しい問題なのですが、無職だからといって、直ぐに離婚ができるわけではないということを頭に入れておかなければなりません。

 

夫がリストラされて無職になったからといって離婚を切り出すのではなく、まずは助け合うということを一番に考える必要があります。

 

妻は収入が入らなくて生活が苦しくなると考え、夫を罵倒したくなる気持ちは十分に分かるのですが、リストラされて一番辛い状況に立たされているのは無職の夫なのです。

 

再就職のために何の努力もしておらず、家でグータラな生活をしているのであれば、離婚を考えるかもしれませんが、転職のために努力しているのであれば、そんな夫を温かく見守る義務が妻にはあると思います。

 

そして、離婚を考えるという場合も、まずは夫婦で話し合う時間を作る必要があります。

 

再就職が厳しい時代であると言われておりますが、仕事を選ばなければ必ず働き先は見つかると思うので、夫に働く意志があるのか確認することが大切です。

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